感染ダイナミックス(7/28)

感染ダイナミックスはSIRモデルによって表すことができます。図1は、これをMATLAB/Simulinkで表したものです。

図1 正規化SIRモデルに基づく感染シミュレータの例(MATLAB/Simulink)
\gamma=1; \bar{R}_0=2.5; q(t)=0,0.8,0.5; i(0)=0.003

図2に全国の新規感染者数の移動平均値を示します。これに基づく基本再生産数\bar{R}_0の値を図3に示します。これから7/25時点での\bar{R}_0の値は1.5程度(\gamma=0.16)と推測されます。さらに予測結果を図4に示します。左図は7/1を初期時刻にとって、自粛は行われていないものとして、7/25現在の感染者数を予測したものです。右図は、7/25を初期時刻にとって、自粛率qを5割削減と2割削減を適当に設定して、向こう300日間の感染者数を予測したものです。

図2 全国の新規感染者数の実績値

図3 全国の基本再生産数の推定値

図4 SIRモデルに基づく全国の感染予測の例

これから早急に自粛要請をかけないと感染者数は爆発的に増加していくことが分かります。ただ自粛率という数値を行動変容にどう結び付けるかは不明です。我々の感染拡大への想像力と感染対策の知恵が問われています。